J2ジェフユナイテッド千葉は22日、12日のアルビレックス新潟戦で左肩を負傷したMF町田也真人(28)が左肩関節脱臼で全治3カ月と診断され、22日に手術を行ったと発表した。

 町田は新潟戦で開始早々、中央突破を仕掛けた際にDFに倒されて左肩を痛めた。ピッチに倒れて激しく苦しんだ後、立ち上がって左腕が動かせないままプレーを続けたが、前半7分にFW清武功暉と交代した。町田は右肩に脱臼癖があり14年のオフに手術していたが、今度は逆の左肩に重傷を負ってしまった。

 町田は千葉で背番号10を背負う司令塔で、17年にはクラブをJ1昇格プレーオフに導いた。同準決勝を戦って敗れ、J1に昇格した名古屋グランパスからは獲得のオファーを受けていたが、千葉でJ1に昇格したいという思いから残留を決めた。その決意のシーズンの故障は町田自身、そして千葉にとっても痛手が大きい。