ホームのジュビロ磐田が先手を取った。0-0の前半17分、右サイドからのクロスにMF上原力也(21)が反応。2列目からニアサイドに走り込み、頭で先制ゴールを決めた。

 アウェーの鹿島アントラーズも、同34分に反撃。右クロスを逆サイドのFW鈴木優磨(22)が頭で折り返すと、最後は中央に走り込んだMF遠藤康(30)が左足ボレー。豪快にネットを揺らし、同点とした。

 前半は、このまま終了。1-1で折り返した。

 後半は点の取り合いとなった。同24分、鹿島は相手のパスミスを拾ったMF中村充孝(27)のパスを受けたMF安部裕葵(19)が決め、勝ち越しに成功した

 磐田は同32分、途中出場のMF山田大記(29)がこぼれ球を押し込み同点。続く同37分には左クロスから、FW川又堅碁(28)が勝ち越し点を頭でねじ込んだ。

 磐田の勝利かと思われたが、同43分だった。鹿島の土居聖真(26)が右クロスから同点ゴールを決め、試合が終了。最後までお互いに譲らず、勝ち点1を分け合った。