サガン鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンドトーレス(34)は16日、佐賀県鳥栖市内の練習場で、前日15日の広島戦で、2試合連続の得点をあげたヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタ(34)へ、祝福の電話をかけたと明かした。

 この日は、試合翌日のリカバリーで、ジョギングのみで練習を切り上げ、取材に応じた。盟友イニエスタとは「毎日、電話で話す」と言い、同時期に来日し、日本のJリーグに身を投じた者同士で、励まし合っている。そんな盟友の活躍は、来日6試合ノーゴールの自身にとって、大いなる刺激にもなる。

 トーレスは19日名古屋戦を「とても重要な試合」と位置付け「勝ち点3を取る」と“公約”。J1残留を争い、同じ勝ち点22の16位名古屋との直接対決に気合を込めた。

 ここまで、本領を発揮できていないが、それでも現況は「(コンディションは)だんだん上向いており、進化もしている」と語る。待望の初得点への手ごたえもあるようで、日本の湿度の高さにも「スペインとは違う暑さだが慣れてきた。問題ない」となじんできた様子だった。