J2アルビレックス新潟は22日、片渕浩一郎ヘッドコーチ(43)が監督に就任することを発表した。

 片渕氏の監督就任は16年途中に続いて2回目になる。鈴木政一前監督(63)が成績不振のため7日に解任された後、栃木SC戦、大宮アルディージャ戦の2試合を代行として指揮した。26日のアビスパ福岡戦(デンカS)が監督初戦になる。

 この日の練習後、片渕監督は「こういう状況になったのは、選手とそれを指導する自分たちスタッフの責任。それを挽回するチャンスをいただいた」と心境を話した。21日夜、新潟の中野幸夫社長(63)に就任を要請され、引き受けた。

 新潟は現在、勝ち点29で19位。J1昇格プレーオフ進出圏の6位東京ヴェルディ(勝ち点46)とは17差がつき、J3降格圏の21位京都サンガFC(勝ち点25)とはわずか4差。勝ち点の積み上げが急務の中での監督就任に「一体感を持って臨む」とチームの立て直しを誓った。