ガンバ大阪が22日、大阪・吹田市内で宮本恒靖監督(41)が就任後初めての公開練習を行った。7月23日に監督就任後は全て非公開練習だったため、約1カ月半ぶりの公開練習に約300人のサポーターが見学に訪れた。

 攻守のパターン練習や、フィジカル強化のための練習を実施。約1時間半の練習を終えた後に100メートル以上の距離の走り込みを行うなど、体力的にも負荷のかかったメニューだった。

 練習には右足首痛で5月12日から戦列を離れているMF今野泰幸(35)の姿もあり、全メニューを消化。パターン練習ではボランチに入り、6試合連続フル出場中のMF高(こう)と組むシーンも見られた。宮本監督は「今日みたいな形(パターン練習など)は1週間前ぐらいから全部できている。あとは本人の感覚次第」。チームがJ2自動降格圏の17位に沈む中、救世主今野の調整は順調そうだ。