東京・代々木公園に3万人規模の新スタジアムを作る構想が13日、都内のイベントで発表された。

渋谷区の外郭団体の渋谷未来デザインが公園南部にスポーツ、エンターテインメントの聖地、都市型防災の拠点としてのスタジアムを作る案を披露。日本サッカー協会の川淵三郎相談役は「民間から話が出たことはうれしい」と喜んだ。

その上で「もちろんクラブの熱意による。スタジアムを作りたいという活動をしていたのは東京ヴェルディ」と、完成後に使用するクラブは東京Vが望ましいとの私見を語った。また「開幕時の人気チームが不遇をかこっている。これをきっかけに活躍してもらうとファンも帰ってくる」と語った一方で「決めてかかっているわけではない。全く新しいチームの方が多くの賛同が得られるなら、それでいい」とも話した。