清水エスパルスMF竹内涼主将(27)の夢が「正夢」になった。前半10分、ゴール中央でボールを受けると、右足をコンパクトに振り抜き、強烈ミドルで先制点。2011年のリーグデビュー戦から104試合目でJ1初ゴールを挙げた。竹内は「試合で得点する夢はよく見ていたので、最初は夢かと思った。入って本当によかった」。試合後は、待望のメモリアルゴールに満面の笑みを見せた。

チームは後半7分にMF白崎凌兵(25)の今季初ゴールで追加点。同36分にはMF河井陽介(29)がチーム3点目をマークした。2試合ぶりの白星で順位は12位から9位に浮上。次節ホームG大阪戦を見据え、竹内は「次も結果にこだわりたい」と言葉に力を込めた。