ガンバ大阪(G大阪)が16日、ホームのパナソニックスタジアム吹田で、ファン感謝デーを開催した。

選手全員と宮本監督らが参加。今年はG大阪の下部組織出身者と外国人助っ人軍団にMF倉田が主将を務める「青チーム」と、高体連と他クラブ下部組織出身軍団でMF遠藤が主将の「黒チーム」に分かれて、イベントごとの点数を競い合った。

トークイベントは、G大阪の元主将宮本監督と、今季のチーム主将MF遠藤、ゲーム主将のDF三浦の主将3人が参加。テーマパークの話題から、宮本監督が「絶叫(系マシン)が苦手」と漏らした。そして「何でお金を払って、怖い思いをしないといけないのか、何であんな危険なところ行くの?」と続けた。クールでスタイリッシュなイメージのツネ様は、自ら、意外な弱点を明かした。

冷静さでは、宮本監督にも劣らない遠藤も「ジェットコースターは大嫌い。子供用ならギリギリいける」。苦手派だと告白した。

最後は恒例のステージイベント。若手を中心に出し物で対決し、結果は青チームが60点、黒チームが190点。負けた青チームが罰ゲームの顔面パイを受けることになった。そのとき、DFオ・ジェソクが「宮本監督にも…」と一言。監督にも罰ゲーム参加を望み、「最後まで力を合わせて頑張りましょう」とあいさつした指揮官に顔面パイをぶつけ、会場は爆笑に包まれた。

男前の顔面がクリームまみれになった指揮官は、不測の事態にも「ジェソクが偉かった」と、寛大な姿勢で許し「たくさんの人から次も頑張ってと言葉をかけてもらった。思いをより感じたので大切にしたい」と、J2自動降格圏17位からの逆襲を誓った。