ヴィッセル神戸が18日、新体制でスタートした。フアンマヌエル・リージョ氏(52)の新監督就任発表から一夜明け、関西ステップアップリーグの関西学生選抜戦(神戸ユ)で林健太郎暫定監督(46)が初めて指揮を執った。

リージョ監督も試合を観戦し、試合は1-0で勝利した。

リージョ監督の就労ビザなど諸手続きが完了し、指揮を執れるようになるまでの暫定政権。

林監督は「(リーグ戦の指揮は)1試合になるか2試合になるか分からないが、与えられた仕事を全力でやるだけ」。戦術やメンバー構成は「大きく変えると選手も混乱すると思うので」とこれまでの戦い方をベースに臨む。3連敗中のリーグ戦の監督デビューは、23日のアウェー浦和レッズ戦となる。

◆林健太郎(はやし・けんたろう)1972年(昭47)8月29日、東京都生まれ。駒大から95年にV川崎(現東京V)に入団。センターバック、ボランチで活躍し、95年には日本代表で2試合出場。98年度途中に神戸移籍。09年度を最後に甲府で現役引退。指導歴は11年の東大運動会ア式蹴球部ヘッドコーチから今年4月に神戸のアシスタントコーチ。