北海道コンサドーレ札幌は16日、札幌・宮の沢で練習を行った。前日15日はオフだったため、2日ぶりの練習では、次節20日アウェー湘南ベルマーレ戦に向けて攻撃練習やミニゲームでたっぷり汗を流した。

前節5日横浜F・マリノス戦で出場停止だった主将のMF宮沢裕樹(29)は、クラブ史上初の2年連続J1残留を通過点と考えている。残り6試合。次節に勝てば自動降格圏は免れる。「ずっとその瀬戸際で戦ってきた」と自身も2度、味わったJ2降格の悔しさを思い出しながら「1つの目標なので達成したい。勝つことを意識してやることが大事。このチャンスを逃したくない」と集中する。

もちろん大目標はその先のACL出場で「自分たちの結果次第では3位以内を目指せる。みなさんもそこを期待している」と、使命感を胸に前へ進む。