ヴィッセル神戸のフアンマヌエル・リージョ監督(52)が19日の練習後、20日の川崎フロンターレ戦に向けて熱弁をふるった。

5連敗を含む、6戦勝ちなしの苦境で迎える首位との一戦だが、「世界中を見渡しても、日本のリーグは上位と下位の差が最もないと思う。(最下位の)長崎戦も、川崎戦も同じように注意深く戦っていく。最下位だろうが、首位であろうが関係ない」と言い切った。

時間をかけて、リージョ監督の「やりたいこと」が浸透していると感じている。

「まだ日本に来て日が浅い。私たちのスタイルを構築しながら、勝つことへの2つのアプローチをとりながら進めている。練習のレベルを上げるために、練習のやり方も築いている。それに対して選手たちは真剣に取り組み、喜びを感じている印象だ。間違いなく、いい方向に進んでいる」

生まれ変わろうとしている神戸にとって、強敵相手の戦いは最高の腕試しとなる。