ガンバ大阪が逆転で3年半ぶりの6連勝を飾った。

前半9分、G大阪にアクシデントが襲った。GK東口が右膝を痛めて自ら座り込んだ。手当を受けて同12分に再開。だが、その後のゴールキックを自分で蹴ることもできず、DF三浦が代わりに蹴った。

一方の横浜F・マリノスは試合開始から主導権を握る。攻勢をかけていた同36分、MF天野の速い左クロスにファーサイドからFW仲川が詰めて押し込んだ。仲川は3試合連続ゴールで今季9点目を挙げた。

G大阪は負傷したGK東口が退き、後半からGK林を投入。DF菅沼に替わってFWファン・ウィジョも入った。システムも3バックから4バックに変更。すると開始直後にMF小野瀬の右クロスにファンが反応したが、ヘディングシュートはわずかに合わなかった。

後半に入ってG大阪が好機をつくり出す。同20分にFW渡辺に替わって、前節C大阪戦で決勝点を挙げたFWアデミウソンが途中出場。古巣戦となったアデミウソンは同26分、ゴール前でMF倉田からパスを受けると、ファンへ素早く的確なパスを通した。ファンは反転してDFをかわし右足シュート。出場した4試合連続ゴールで同点に追い付いた。さらに同41分、左サイドからDF藤春がクロス。走り込んだMF小野瀬が右足で押し込んで勝ち越しに成功した。J2山口から今夏に加入した小野瀬は移籍後初得点。J1で初ゴールとなった。

横浜は連勝が3でストップ。4試合ぶりの黒星となった。