ガンバ大阪MF小野瀬康介(25)がJ2山口から移籍後初ゴールを挙げた。

J1初挑戦で出場10試合目。同点の後半41分、DF藤春からの左クロスを中央から駆け上がり右足で合わせた。8月に加入し、記念の第1号ゴール。「めちゃくちゃうれしかった。良いボールがきたので、逆に緊張した」と満面の笑みで答えた。

前半は先制を許し、苦しい展開。後半にFWファン・ウィジョのゴールで追い付き、小野瀬は値千金の決勝弾を挙げた。仲間からは「いつ決めるのかイジられていた」といい「早く決めたいと思っていた。決勝ゴールを決められて思い出に残るゴールになったと思う」。

山口から今夏、ゆかりもない大阪へ来たが、もともとは東京都生まれ。「都会に来られたので、水は合っている」。普段のオフは家で休むことが多いが、買い物などで息抜きもしているという。小野瀬の活躍でチームは6連勝で10位に浮上。次節は宿敵浦和と4年ぶりの7連勝を懸けて戦う。