ヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタ(34)が22日、アシックスとアドバイザリースタッフ契約を結んだと発表し、都内の同社で会見を開いた。

イニエスタは、アシックスと契約を結んだ理由について聞かれると「日本に来るという人生の中でも最も大きな決断の1つをした時、今後どのようにプレーしていくかを考えた中で、シューズを選ぶのも大事なことだった。アシックスの皆さんが伝えてくれたプロジェクト、あり方を聞き、お願いしたいと思った。説明していただいたプロジェクト…スパイクの素材含め、あらゆるサッカー選手を助けるスパイクの開発をしていく聞き、決めました」と語った。

イニエスタのシグニチャーモデルのスパイクは、11月から発売予定だ。素足感覚を求める選手に向けたフィット感が高い、同社の「DS LIGHT X-FLY4」をベースに、イニエスタ本人の足型も精密に計測し、イニエスタ本人の意見も取り入れながら作成したという。イニエスタは「ここ数週間、プロジェクトチームの方々と議論を重ね、しつこいと思われたかもしれないが、僕も良いシューズを作りたかった。履き心地は大事。アシックスの皆さんは、すばらしい仕事をしてくれ、すばらしいシューズが出来た」と契約に満足していること強調した。【村上幸将】