悲願のアジア制覇に向けてペルセポリス(イラン)とのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦(10日)に臨む鹿島アントラーズは8日に現地入りし、夕方からテヘラン市内のペルセポリスのクラブハウスで1時間半汗を流した。

クラブ初の中東遠征だが、鹿島にはジーコTDがいるとあって、相手チームが「すごく鹿島をリスペクトしてくれる」とクラブ幹部。サイン攻めに遭うジーコのおかげで洗礼とは無縁だ。そんな効果で迎える試合には日本から約200人、現地からも約100人が応援に駆けつける。FW鈴木は「点を取りたいが、決勝は勝つことに重点を置く」と話した。(テヘラン=今村健人)