08年北京オリンピック(五輪)で10番を背負ったJ2アルビレックス新潟MF梶山陽平(33)が、今季限りで現役引退することを決めた。保有権を持つFC東京が14日に発表。東京都生まれで東京の下部組織からトップに昇格したボランチで、J1、J2、J3通算317試合22得点の成績を残した。

13年にはパナシナイコス(ギリシャ)と大分でプレー、今年7月から新潟に期限付き移籍していた。クラブを通じ「11歳の時にスクールに入会して以来、人生の3分の2を東京で過ごせて幸せでした。心残りはJ1リーグ戦で優勝できなかったこと」とコメント。24日のホームの川崎フロンターレ戦(味スタ)で引退セレモニーを行う。