大混戦のJ2は今日17日、最終節を迎える。午後2時から全11試合が行われ、優勝とJ1昇格チームが決まる。J2が現行の22チーム制となった12年以降、最終節を残し4チームに優勝の可能性が残るのは16年の3チームを上回り過去最多。いかに混戦かが分かる。

優勝の可能性があるのは、1位松本山雅FC、2位大分トリニータ、3位FC町田ゼルビア、4位横浜FCの上位4チーム。ポイントは町田の動向。J1ライセンスがなく、昇格の資格がない。町田が自動昇格圏の2位までに入れば、J1の自動降格チームは2から1になり、J1下位の崖っぷちチームの“命運”も握る。町田はホームで東京ヴェルディとの直接対決となる。

加えて5位東京V、6位アビスパ福岡、7位大宮アルディージャまでが、6位以内のJ1昇格プレーオフへの出場権を争う。運命の1日。横浜FCのFWカズが来季、52歳で12年ぶりのJ1復帰というドラマも、あるかもしれない。