G大阪宮本恒靖監督(41)が2日、大阪・吹田市内でオフに欧州視察する可能性を示した。前日1日にJ1の今季全日程を終え、この日はG大阪U-23が所属するJ3リーグの日程が終了。U-23のホームでの試合後、解団式が行われた。

宮本監督はオフの過ごし方を「始動する時は動ける体で来て欲しい。体脂肪は増やしすぎないように」と注文したという。自身は「少しどこかに行くかな。欧州視察も含めて。絶賛思案中」と明かした。

7月、U-23監督だった宮本監督はレビークルピ前監督の解任により、トップ監督に就任。J3の中断期間に突然クラブから呼び出されて監督就任を告げられたため、予約していた家族旅行を急きょ取りやめており、仕切り直しのバカンスとなる。

一時は最下位に低迷したチームを残留させた指揮官。9位で今季を終えたが、トップの監督に就任したことで「見えたことがあった」という。就任2年目の来季に向けては「しっかりやっていかないといけない」と引き締めた。