ベストヤングプレーヤー賞は、現在クラブ・ワールドカップ(W杯)に出場している鹿島FW安部裕葵(ひろき=19)が受賞した。

今季リーグ戦では22試合で2得点を記録。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)などと合わせると、公式戦38試合に出場した。積極的なプレーが評価され、10月のU-19アジア選手権では、背番号10を背負い戦った。

鹿島からの同賞受賞者は、97年柳沢敦氏、12年柴崎岳、14年カイオに続く4人目で、歴代最多受賞チームとなった。

安部はクラブW杯のためUAEに滞在しており、この日は代理として、けがでチームに帯同していないMF三竿健斗(22)が登壇した。

安部はビデオメッセージを寄せ、「この賞は自分1人の力でなく、チームのサポートや先輩方、関係者のみなさんがサポートしてくれたので受賞できたと思っています。僕をずっと支えてくれた家族にもとても感謝しています」と話した。