Jリーグの年間表彰式「2018Jリーグアウォーズ」が18日、横浜アリーナで行われ、北海道コンサドーレ札幌のタイ代表MFチャナティップ(25)が東南アジア出身選手でベストイレブンに初選出された。記念品は元日本代表のラモス瑠偉氏から贈られた。

来日2年目で30試合8得点の活躍。司会者からお祝いの言葉を贈られると「こんばんは。あり得ないね。僕、うれしいね。ありがとうございます」と流ちょうな日本語で答え、場内を驚かせた。今季はJリーグ初得点を第2節のセレッソ大阪戦で記録。主力として攻撃陣をけん引し、札幌の4位に貢献した。「自分がベストイレブンに入ると思わなかった。一緒に入った人もビッグネームの選手ばかり。支えてくれた周りに感謝したい」と、満面の笑みだった。