セレッソ大阪は19日、MF山口蛍(28)が来季から神戸に完全移籍すると発表した。

山口はクラブを通して「昨シーズン、尹さん(尹晶煥前監督)のもと2冠を取れたことは一生の思い出です。ジュニアユースからお世話になっているC大阪を、離れることは簡単な決断ではなかったですが、また1から新たなチャレンジをしたいと思い、決断しました。ジュニアユースから長い間お世話になりました」とコメントした。

下部組織育ちの山口は09年にトップ昇格。16年にドイツ1部ハノーバーに移籍し、同年夏にC大阪へ復帰した。今季は主将を務めていた。W杯には14年ブラジル、18年ロシアと2大会連続出場。C大阪は既にFW杉本が浦和へ、MF山村が川崎Fへ完全移籍も決定しており、手痛い主力の流出となってしまった。