DF昌子が抜けた鹿島アントラーズのセンターバック(CB)主力候補に、4年目の生え抜きDF町田浩樹(21)が名乗りを上げた。

昨季は昌子らの壁に阻まれて8試合の出場にとどまったが、左利きと190センチの長身を武器に各年代の日本代表に選出されている実力の持ち主。チームがCBの即戦力を補強しなかったことを「期待してくれていると感じる」と受け止め、昌子が務めたDFリーダーを継ぐべく、積極的に声をかけるなど意識改革にも着手している。

目標は定位置確保と「自分が試合に出てタイトルを取ること」だといい、「源君(昌子)や植田君がいなくなってアントラーズが弱くなったと言われるのはいや。ファンの方を『あいつがいるから大丈夫』という気持ちにさせられるプレーをしたい」と力強く話した。