ガンバ大阪の日本代表DF三浦弦太(23)が17日、大阪・吹田市内で主将としての意気込みを語った。

昨季はゲーム主将を務め、今季で2年目。沖縄キャンプ中の9日に宮本監督から指名された。三浦は「去年以上にピッチ内外で貢献できるようにチャレンジしていきたい」と、目標を立てた。

昨季は主にピッチ内での統率を求められたが、今季の役割は「ピッチの外でも引っ張っていくことだと思っている」。かつてG大阪や日本代表の主将としてけん引してきた宮本監督から「話を聞いて、去年やっていなかったことにトライする」と力を込めた。

G大阪の主将には重要な役割も任される。それは試合前のコイントス。昨季途中から勝てば、前半に攻めるゴール(エンド)を変えていたが、三浦は「今季も基本同じ形だと思う」という。ルール上、主将がコイントスに勝利したらエンドを変えるか、変えないかを選択することができ、三浦は昨季シーズン終了までコイントス12連勝でエンドを変更。チームの結果も9勝3敗で勝率は7割5分だった。今季も主将マークを巻く三浦は大役を任されるが、積み重ねた実力で勝利を目指す。