13日のJ1第19節横浜F・マリノス-浦和レッズ戦(日産ス)で起きたゴール判定をめぐる誤審騒動について、Jリーグの原博実副チェアマン(60)が14日、東京-川崎F戦を視察に訪れた味の素スタジアムで取材に応じ「報告は受けている。映像も見た」と話した。

この件は、管轄が日本協会の審判委員会に移っており、Jリーグや横浜と浦和の両クラブは静観し、報告を待つことになる。原副チェアマンは「審判委員会でヒアリングを行っているところだと思う。ああいうことが起きないようにJリーグとして協力していかなくてはならないが、現段階ではそこまでしか言えない」とした。

後半14分の横浜FW仲川のゴール判定を巡って、浦和の選手によれば、松尾一主審(46)が「自分では決められない。決めるのは運営」と決定権をもつ主審として不可解な発言をしたとされ、大きな騒動となっている。