元日本代表でJ2京都サンガFCのDF田中マルクス闘莉王(38)が、今季限りで現役を引退することが26日、分かった。近日中に正式発表になる見通しで、都内で会見する方向で調整に入った。広島から水戸に期限付き移籍していた03年10月に日本国籍取得。浦和時代の04年、アテネ五輪に出場。名古屋に在籍していた10年W杯南アフリカ大会では全4試合にフル出場し16強進出に貢献した。今季、京都ではリーグ30試合無得点。1-13で歴史的大敗を喫した24日の最終節柏では、接触プレーで流血し前半だけで途中交代していた。闘志あふれるプレーで日本を引っ張ったDFが、ユニホームを脱ぐことになった。