ガンバ大阪の日本代表DF三浦弦太(24)とMF小野瀬康介(26)が今オフ、流出危機にあることが7日、分かった。ともに他クラブから移籍の打診を受けたことを認めた。三浦は「評価はうれしいが、まだ代表があるので」と話すにとどめ、FC東京が獲得を目指す小野瀬は「そうやって声をかけられるのはうれしいこと」と正直に胸の内を明かした。

三浦は清水エスパルスから17年に移籍して日本代表に成長。この3年はすべて30試合以上に出場して、昨年からは主将マークを巻いて最終ラインを統率した。小野瀬は昨夏にJ2レノファ山口から移籍し、右サイドで抜群の攻撃センスを披露した。G大阪は今夏にFW食野、中村が欧州に移籍するなど主力が大量流出。今オフも2人が抜ければ非常事態になる。そのためにも、16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)代表候補だった川崎フロンターレのDF奈良竜樹(26)の獲得を進めている。