セレッソ大阪のロティーナ監督(62)が、16日の今季初公式戦ルヴァン杯松本山雅FC戦(ヤンマースタジアム長居)でMF西川潤(17)のメンバー入りを明言した。

チームは試合前日の15日、大阪・舞洲で非公開で調整。ルヴァン杯は21歳以下の選手を先発メンバーに入れなければならない。

対象となるDF瀬古歩夢(19)と西川に関し、指揮官は「2人ともメンバーには入る」と話した。

西川は昨季、桐光学園高に在籍したままでの特別指定選手としてルヴァン杯は2試合に出場。

その昨年とは「責任感が違う。プロは結果を残さないといけない」と話していた。

ロティーナ監督は黄金ルーキーについて「彼は代表の活動以外は高校でプレーしてきた。高校とJ1はリズムが違う。適応するために少しずつ時間を延ばしていければと考えている。若い選手にとって、時間というのはアドバンテージだ。(西川)潤は素晴らしいものを持っている。それを試合でより長い時間、表現していくことが彼に求めているものだ」。

スペインのバルセロナも獲得に興味を持っている超逸材。育成と戦力、両面を見据えて起用法を探っていく。