バセドー病治療中の北海道コンサドーレ札幌の韓国代表GKク・ソンユン(25)が8日、自身のインスタグラムで現状を報告した。前日7日、クラブが病名を明かしたことを受け、「多くのご連絡を頂いたので、みなさまを安心させたいと思った」と、左手でピースサインを作った後ろ姿の写真とともに、韓国語と日本語でのコメントを投稿。「事実を先に申し上げると、私は大丈夫です!」と、元気をアピール。「身体に違和感を感じてから、すぐに検査を実施しました。そして、初期段階の甲状腺機能亢進症と診断されました。そして現在は薬を服用し、休息を取っています」と治療状況について記した。

公表理由については「私が現在トレーニングに参加していないことで流行しているコロナウイルスではないかと、多くの方々にご心配ご迷惑をお掛けしました。そのため球団と相談し、このような誤解がないように、私が甲状腺機能亢進症に対する治療中という事実を公表しました」と語った。

「今まで前だけを見て走ってきました。この機会に、しばらく充電する時間を与えていただいたように感じます。今は早くサッカーがしたくて体がうずうずします。今回の件で、非常に多くの方々が私を心配してくださったことを肌で感じて感謝しています。早く健康な状態に回復し、準備して100%のコンディションで皆さんの前に再び立ちたいと思います。もう少しだけ待っていてください。そして最近全世界がコロナウイルスにより厳しい状況です。一人一人が健康に気をつけて、この状況を一緒に乗り越えましょう!」と呼び掛け、「I love consadole sapporo #25」と締めくくっていた。

クは2月末にバセドー病の診断を受け、今月1日から治療を開始。現在はチームを離れ、札幌市内を中心に日本国内で静養している。現在の治療は約2週間を予定しており、その後の治療や復帰時期の見通しについては、再検査の結果次第となる。