日本協会は14日、都内で理事会を行い、日本代表強化を取り仕切る技術委員会の委員長に反町康治氏(56)の就任が内定した。29日の評議員会と新理事会を経て正式決定となる。関塚隆技術委員長(59)については、理事会後の会見で日本協会の須原専務理事が「代表チームのダイレクター(統括役)として活動してもらう」と説明した。

アスリート委員会も新設され、元日本代表GK川口能活氏(44)が委員長に内定。選手の声を反映させることが目的で、須原氏は「定期的な理事会への報告や提言をサポートする」と話した。新型コロナウイルスの影響で、今年で100回を迎える天皇杯の競技形式変更も報告された。また、J3沼津の元日本代表FW中山雅史(52)の、Jリーグ監督に必要なS級ライセンス取得も認定された。現役Jリーガーの取得は初。