J1サガン鳥栖の竹原稔社長(59)が19日、資金難によるチーム存続危機について報道陣の取材に答えた。

この日の練習前、選手へ「心配する必要はない」と話したという。だが「選手がどう思うか。この記事を見て、危ないと思って出ていく選手も出るかもしれない」と選手流出を危惧した。

「リーグ戦安定開催融資制度」を利用する可能性については「安定化資金は受けないとははっきり言っている」と否定。だが経営苦については事実と認めた上で「このコロナで、観客試合がなくて経営がウハウハですよ、というところがあったら教えてほしいです」と話した。