J1名古屋のFW金崎夢生(31)の新型コロナウイルス感染が発表されて一夜明けた3日、Jリーグは全56クラブとリーグ再開に向けた会議を実施した。

当初の予定通り、6月27日のJ2再開とJ3開幕、7月4日のJ1再開で実施予定の無観客試合における運営方法などを協議。サポーターから預かる横断幕や旗の掲出は、感染予防の観点から中止にする方針。スポンサーの看板やJ1鳥栖やJ2新潟が発表した「段ボールサポーター」については、クラブ主導の掲出物のため認められる模様だ。観客を入れた場合についても議論し、感染拡大のリスクがある声援を助長する太鼓の使用は禁止となる見通し。また、Jリーグは再開日までに唾液を使ったPCR検査を2週間に1度のペースで行う意向を示しているが、会議では「1週間に1度行った方がいいのではないか」との意見も出た。