Jリーグは9日、第6回実行委員会を行い、村井満チェアマンは会議後のオンライン会見で、無観客試合でのサポーターらによるスタジアムでの横断幕や旗の掲出を認めない方針であることを明かした。

村井チェアマンはサポーターによるスタジアムでの横断幕や旗の掲出作業によって密な空間ができてしまう恐れや、スタジアムの出入りを伴わないとしても、サポーターとスタッフ間での受け渡し作業などで接点を持ってしまうことなどが感染リスクにあたるとし「サポーターの皆様の気持ちを尊重しつつも安全管理の観点から合意しました」と話した。なお、クラブが自己の管理の中で掲出するバナーや横断幕などは対象外とするという。

また、かねて別称が望ましいとしていた「無観客試合」に代わるネーミングについても言及した。現在、日本トップリーグ連携機構と協力しながら公募中で、多くの応募を受けていることも明かし「大変喜ばしいことだと思います。いろんな競技団体を越えてみんなが使えるものが生まれたらいいなと思っています」と話した。