FC東京はホームでヴィッセル神戸に1-0で勝ち、リーグ最終戦を勝利で飾った。

後半40分にDFジョアン・オマリ(32)が決勝点。左よりからのFKをFW永井が頭でそらしたボールに反応し、ヘディングで右隅へ決めた。前半27分にもヘッドで得点かと思われたシーンがノーゴール判定となっていたが「大事なのは次のチャンスで決めることだった」と笑顔で振り返った。

これで今季は6位フィニッシュ。コロナ禍の変則日程に加えてACLに出場したことで19連戦を経験するなど厳しいスケジュールを戦い抜き、上位でシーズンを終えた。来季に向けては浦和レッズからMF青木拓矢(31)、J2モンテディオ山形からMF渡辺凌磨(24)の獲得が濃厚。中盤の戦力をさらに強化し、悲願のリーグタイトルを目指す。まずは来年1月4日のルヴァン杯決勝(国立)で12年ぶりの同大会制覇を目指し、柏と対戦する。