ガンバ大阪の宮本恒靖監督(43)が、天皇杯で監督としての初優勝を目指す。

27日の徳島ヴォルティスとの準決勝(パナスタ)に向けて、26日の練習後にオンラインで取材対応。2位に終わったリーグ戦を終え、天皇杯という新たなタイトルに向けて挑戦する。同監督は「ホームでやれる準決勝。最大の力を出さないと勝てない試合」と気を引き締めた。

徳島のMF小西は、16年までG大阪ユースでプレーしていた宮本監督の教え子。同監督は「確かな技術や展開力があり、今見せてるような落ち着きもある。1年目から徳島でプレーする姿を見て、成長を遂げているなあと感じている」と、成長を見守る。

FW宇佐美や、MF小野瀬、MF井手口らがけがによる欠場が続いているが、「天皇杯に向けて調整してきた選手はいる。チームを後押ししてくれると思う」と復帰する選手の存在も示唆。さらに「G大阪としてタイトルにチャレンジしたいと思います」と意気込んだ。