日本フットボールリーグ(JFL)・地域入れ替え戦が18日、愛知・名古屋港サッカー場などで行われ、Criacao Shinjyuku(クリアソン新宿、東京)がJFL17位のFC刈谷(愛知)を4-0で破り、来季のJFL昇格をつかんだ。

【移籍一覧】J1の移籍、新加入、戦力外、引退情報>

全国地域サッカー・チャンピオンズリーグ(地域CL)優勝のクリアソン新宿は、前半ロスタイムに2得点を挙げた。MF瀬川和樹が前線のFW岡本達也に縦パスを入れ、落としたボールを左サイドから駆け上がったMF池谷友喜が右足でゴールした。続けて瀬川の右CKからDF井筒陸也が頭で押し込んだ。

さらに後半33分、ゴール前のこぼれ球をFW大谷真史が押し込み3点目。後半40分には、交代出場したFW原田亮がファーストプレーでとどめの4点目を奪った。

クリアソン新宿は、引き分けならFC刈谷の残留が決まる一戦で、持ち前の攻撃力を余すことなく発揮しての圧勝。東京都リーグから関東リーグに参入して3年目で、JFLまで一気に駆け上がった。

同時刻に宮崎・延岡西階で行われたもう1試合は、JFL16位のホンダロックSC(宮崎)が、地域CL2位で元日本代表FW小倉隆史監督率いるFC.ISE-SHIMA(伊勢志摩)を3-2で下し、JFL残留を決めた。伊勢志摩は前半に3失点し、後半に2点を返す反撃を見せたが、あと1歩及ばなかった。