サッカー女子プロ「WEリーグ」の日テレ・東京ヴェルディベレーザは21日、東京オリンピック(五輪)女子日本代表のFW遠藤純(21)が、米女子プロ(NWSL)のエンゼル・シティFCに完全移籍することを発表した。

同クラブはオスカー女優ナタリー・ポートマン(40)中心に20年に設立され、22年シーズンからのNWSL新規参入が決まっている。本拠地はロサンゼルス。

遠藤は来年1月5日の皇后杯準決勝まで日テレ東京Vの一員として戦い、その後渡米する。

移籍の理由について、遠藤は「いくつかありますが、東京五輪で自分の技術やゴールへの執着心、ハードワーク、フィジカル、全てにおいて、世界の選手と比べてかなり劣っていると痛感しました。だからこそ今の自分を変えて、もっと世界で戦える、もっと応援される選手になりたいと強く思い、この移籍を決めました」とクラブを通じてコメント。

9月に開幕したWEリーグ初年度途中でクラブを去ることを「申し訳なく思っています」としつつ、「今まで以上に強く、たくましいサッカー選手として、1人の人間として大きく成長することで恩返ししたいと思います」とつづった。