北海道コンサドーレ札幌のFW菅大輝(23)が愛する札幌のために活躍を誓った。

18日、キャンプ中の沖縄で決意を新たにした。練習後取材に応じ、報道陣から目標を問われ「チームとしては1つでもタイトルを取ること、ACLの出場権を獲得するというところ。個人としては毎年掲げているんですけど、5ゴール10アシストというのは目標にやっていけたら」。昨季36試合に出場し1得点。寅(とら)年生まれの年男は例年通りの数字を目標とする。 今年も札幌のために全力を注ぐ。昨年他クラブからオファーもあったが、残留することを決めた。「やっぱりミシャさん(ミハイロ・ペトロビッチ監督)のもとでサッカーをするのが自分の中でいちばん成長できるところなのかなと。多くのことを学んでいるので、ミシャさんのもとを離れてサッカーをするというのは自分の中ではあんまり考えられなかった」と思いを明かした。

刺激もある。チームに新たに加入したFW興梠慎三(35)や、ガブリエル・シャビエル(28)から多くを吸収するつもりだ。「多くのことを学べると思うので、ピッチの中でそれは吸収できたら」と口にする。

この日はMF小野伸二(42)らとともにパス練習を行うなど、ボールを使ったメニューを中心に体を動かした。「サッカー大好きなので、チームのみんなとサッカーをやるというのは最高だなと思う。チームの勝利のために自分が走り続ければいい。それをまた今年も徹底してやっていけたら」と意気込んだ。