清水エスパルスはメモリアルゲームで惨敗した。クラブ創設30周年記念マッチを東京・国立競技場で開催。リーグ戦でクラブ主管のホーム試合を国立で行うのは、2006年以来16年ぶりだった。

試合は2度リードを許す展開から追いつくも、守備が耐えきれず、今季ワーストの5失点で大敗。クラブのホーム戦最多入場者数を21年ぶりに更新する5万6131人が来場したが、勝利を届けられなかった。

▽清水のゼ・リカルド監督(51) サポーターがすばらしい雰囲気をつくってくれたが、結果を届けられなくて非常に残念。ただ、選手は勇敢に戦ってくれた。そこはたたえたい。試合は前半最後の失点が痛かった。連戦なので、そこに向けて切り替えてやっていきたい。

▽前半で交代したDF立田悠悟(24) こんなに多くのサポーターが集まってくれたのに、申し訳ない気持ちでいっぱい。戦う姿勢だけでは勝てないということが、相手の戦い方を見て分かった。次の試合はすぐ来るので、気持ちを切り替えたい。

▽今季リーグ戦初ゴールを挙げたMF神谷優太(25) すごくいいパスをくれたので、流し込むだけだった。負けてしまったけれど、個人的には得点とアシストできたことが成長だと思う。これだけの方が集まってくれたのに、率直に悔しいし、実力差を見せつけられてしまった。

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