<ゼロックス杯:広島2-2(PK4-3)鹿島>◇1日◇国立

 天皇杯準優勝の広島がJ1王者の鹿島を破り、初優勝を果たした。0-2とリードされた広島は後半35分にFW久保竜彦のPKで1点差に詰め寄ると、同40分にはFW佐藤寿人のヘッドで同点。2―2からのPK戦に、4-3で競り勝った。

 鹿島DF岩政大樹、広島DF李漢宰が退場、試合後にも鹿島DF大岩剛が退場処分。家本政明主審がイエローカードを11枚も出す後味の悪い試合となった。