<全国地域サッカーリーグ決勝大会>◇24日◇1次ラウンド最終日◇北九州市・本城陸上競技場ほか

 ホンダロックが、沖縄かりゆしとの九州対決を制し、決勝ラウンド進出を決めた。グループAの最終日は第1試合で、前日まで首位の長野パルセイロ(北信越)が、バンディオンセ加古川(関西)に逆転負け。2位だったホンダロックは90分以内の勝利で、1位通過できることになった。前半43分にMF谷口研二(27)のヘッドで先制し、後半22分に同点とされたが、同27分にMF南光太(29)のPKで勝ち越した。南は「前の試合で加古川が勝って自力の芽が出たので、みんなモチベーションが高かった。(決勝ラウンドが行われる)石垣島では絶対にJFL復帰を決めたい」と3季ぶりの昇格を誓った。このほか、グループBではホンダロックと同じ九州リーグのV・ファーレン長崎、グループCはレノファ山口(中国)、グループDは町田ゼルビア(関東)が1位で通過。28~30日に沖縄・石垣島で行われる決勝ラウンドに駒を進めた。