<練習試合:鹿島6-1ホンダロック>◇13日◇宮崎県総合運動公園陸上競技場

 鹿島が今年に入り初の実戦で格下のJFLホンダロックに大勝した。前半50分、後半60分で行われ、前半37分と後半16分にFW田代有三(26)が連続得点。期待の大型新人FW大迫勇也も「プロデビュー戦」で後半25分から途中出場。得意の反転からの突破とPKで2ゴールを挙げたが「まだレベルアップしないといけない」と気を引き締め直した。

 21日のプレシーズンマッチ水戸戦、28日のゼロックス杯G大阪戦を経て、3月7日のリーグ開幕戦浦和戦に臨むことになるが、試合をスタンドから見守ったオリベイラ監督はリーグ初の3連覇へ向け「特別なことをやるのではなく、確実なことをやっていきたい」と冷静に話していた。