今季の浦和の主将となったMF鈴木啓太(27)が23日、FW原口ら成長著しい若手の台頭を歓迎した。鹿児島県指宿市での合宿の練習後、「物おじしない選手が多い。ピッチに立てばお互いにリスペクトしないといけないし、良いプレーをする選手もいる」と話した。

 フォルカー・フィンケ監督は戦力補強をせず現有戦力の底上げを図っているだけに、今年の練習試合では多くの若手が実戦経験を積んでいる。だが22日の鹿屋体育大戦では、横パスが多く戦術がうまく機能しない場面も多く見られた。

 鈴木は「(若手が)経験のある選手から吸収しないといけない部分もある。どんどん要求してもらって、自分たちもアドバイスしていきたい」と、さらなる成長を期待していた。