浦和DF田中マルクス闘莉王(28)が、5日にアウェーで対戦する柏の底力を警戒した。「向こうは、(浦和に)あまりサッカーをやらせてくれない。レッズとやるときは雰囲気があるからね」。

 前節新潟戦では、試合終了間際に決勝ヘッドをたたきこんだが、1-0での勝利は今季リーグ戦9試合中5試合。かねてから守備陣への負担を心配しているだけに「守備ではみんな頑張っているけど、僕ら(DF)にとっては1点差は良くない。追加点は重要」。昨季の柏戦(ホーム)では、ロスタイムに同点弾を決められた苦い思い出があるだけに、得点力のアップを求めていた。