名古屋は6月30日、愛知・豊田市内でリーグ鹿島戦(7月1日、瑞穂陸)に備え調整練習を行った。

 アジア・チャンピオンズリーグでは8強入りするなど結果を出し、9月の準々決勝では川崎Fとの対戦が決まった。一方で、昨季最終節まで優勝争いを演じ3位となったリーグでは、現在12位。首位を快走する鹿島との勝ち点差は16と大きく引き離されているだけに、直接対決で少しでも差を詰めたいところだ。

 ドラガン・ストイコビッチ監督(44)は「鹿島は経験もあり、Jリーグの中でも、最も自信を持って戦っているチーム。ここが勝利を呼び込むポイントとなっている。昨年のVチームで、今年も2位に大きな差をつけ1位にいる。もちろんリスペクトはしているが、我々は精神力を強く持って戦う。ミスをなくし、プラスの結果を信じてやるだけだ」と、勝利にかける並々ならぬ執念を口にした。