<J1:新潟2-2川崎F>◇第17節◇11日◇東北電ス

 新潟FW大島秀夫(29)は、前半戦を終えて3位につけている現状に「力がついたことは示せているのではないか」と前向きに話した。この日は川崎FのDFを背負いながら、ボールをキープして、前線で攻撃のリズムをつくった。前半38分には思い切りよく、オーバーヘッドキックでゴールを狙ったが、DFと競り合いファウルを取られた。

 ロスタイムの失点で2-2で引き分け「最後の時間帯で取られたのは、チームの意思統一ができていなかったかもしれない」と反省した。それでも「スタートの何試合かで上の方にいたときは、みんなまぐれだろうと見てたと思う。でも半分過ぎて今の成績と内容ですから」と胸を張った。