名古屋を退団するFWダビ(25)が、18日の京都戦(豊田)の試合終了後、ゴール裏のサポーターにお別れのあいさつをした。

 京都戦が名古屋でのラストマッチだったが、累積警告で出場停止。チームのポロシャツ姿でピッチに姿を見せ、手を振った。

 今季名古屋に加入しリーグ17試合10得点と、ゴールを量産したブラジル人ストライカーは「サポーターには本当に感謝している。さみしい気持ちでいっぱい」と表情を曇らせた。

 移籍先のカタール・ウムサラルは名古屋とともに、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で8強に勝ち残っている。両チームが決勝まで勝ち進めば、直接対決が実現する。その話題を振られると、人なつっこい笑顔を見せ「決勝で対戦できたらいいですね。その時は、名古屋に勝ってほしいと思いますよ」と話した。