<ナビスコ杯:(3)名古屋2-1東京(6)>◇準々決勝第2戦◇29日◇瑞穂※カッコ内は2戦合計得点

 名古屋は東京を2-1で下したが、第1戦(15日、味スタ)の1-5大敗が響き、準々決勝で敗退した。

 プロ7年目で公式戦初先発を果たしたGK広野耕一(29)は前半から好守を披露した。前半22分に、東京FW赤嶺真吾(25)の至近距離からのシュートを素晴らしい反応でストップ。控えが続いても腐らず、地道な練習を続けて培った技術でチームを鼓舞した。

 ただ、後半40分に失点し、重い重いアウェーゴールを許してしまった。それだけに、勝利に笑顔とはいかなかった。「今日は練習でやってきたことをできた部分と、自分の中でもうちょっとできただろという部分がある。1点取られたのがすごく悔しい」と話した。