<J1:京都2-1新潟>◇第23節◇22日◇東北電ス

 新潟MFマルシオ・リシャルデス(27)は、自ら先制点を決めながらの悔しい逆転負けに「相手がどこであっても、どんなときでも勝ちに行こうと臨んだのに…」と、うつむいた。この日も中盤で攻守にフル稼働し、前半43分にはMF矢野のパスを右足でたたき込んだ。しかし後半は一転、京都の中盤での速いプレスとカウンターに、次第にペースを奪われ2連続失点。「もっともっと、注意しなければいけなかったが、押し込まれて失点した。残念」と悔しさをかみしめた。

 サポーターからは珍しく厳しいブーイングも浴び「本当に申し訳ないが、切り替えてどんどん次に行かないといけない立場」とショックを振り払おうとしていた。