ナビスコ杯制覇の東京MF羽生直剛主将が6日、カップ戦王者のプライドにかけて不名誉記録を止める覚悟をみせた。8日に控える浦和戦に向け、6日は東京・小平グラウンドで紅白戦に臨んだ。東京は浦和に対し、04年11月のナビスコ杯決勝でのPK戦勝利以来、公式戦13試合で勝ち星を挙げていない。主力組の左MFやボランチなどでプレーした羽生は「ナビスコ杯決勝の次に『こんなチームで優勝したんだ』とか思われたくない。決勝で勝ったからこそ、次は『こういうサッカーで優勝したんだ』というゲームをしたい」と意気込んでいた。