J1首位の川崎Fの司令塔、MF中村憲剛(29)が22日のリーグ戦(対大分)の出場に強い自信を示した。今月8日のリーグ戦(対千葉)で右足内転筋の痛みを悪化させ、日本代表の南アフリカ遠征とアジア杯予選を辞退し、治療に努めてきた。20日に川崎市内で行われたチーム練習に参加し、紅白戦にも出場。時折鋭いパスを放つなど、順調な回復ぶりを感じさせる内容だった。大事を取ってセットプレーのキッカーは別の選手に譲ったが「(大分戦では)蹴らせてもらうつもりです。(右足の)状態は悪くなっていないし違和感もない。もうやるしかないでしょう」と明るい表情を見せた。